日立アプライアンスは8月22日、LEDシーリングライトの新製品「[eco]これっきり搭載」洋風タイプと「洋風タイプ」を発表した。それぞれ、14畳用・12畳用・10畳用・8畳用がラインナップされる。9月10日発売で価格はオープン。推定市場価格は45,000円前後~23,000円前後。

LEDシーリングライト「LEC-AHS1410B」

同社のLEDシーリングライトは、とにかく明るさを追求しているのが特徴だ。日本照明工業会が定めているLED照明器具の適用畳数表示基準では、14畳用が5,100lm以上~6,100lm未満、12畳用が4,500lm以上~5,500lm未満、10畳用が3,900lm以上~4,900lm未満、8畳用が3,300lm以上~4,300lm未満となっている。今回の新製品の定格光束は、14畳用が6,099lm、12畳用が5,499lm、10畳用が4,899lm、8畳用が4,299lmと、基準の上限いっぱいの明るさとなっている。

おもに放熱構造の見直しによって大幅な省電力化を実現。定格消費電力は、14畳モデルが58.2W、12畳モデルが53.4W、10畳モデルが47.5W、8畳モデルが42W。昨年モデルに比べ約18%、消費電力が抑えられている(14畳用モデルの場合)。固有エネルギー消費効率は、それぞれ104.8lm/W、103lm/W、103.1lm/W、102.4lm/Wと、すべて100lm/Wをオーバーした。

「[eco]これっきり」搭載洋風タイプは、搭載しているセンサーによる制御が可能だ。あらかじめ明るさをセットしておくと、外光などで変化する部屋の明るさに応じて、光量を調節して消費電力を抑える。また、「明るさアップ」ボタンを押すと、30分間、全灯時の約1.2倍の明るさで点灯する。

両モデルとも、従来機種と同様に「あかりセレクト」機能を搭載。生活のシーンに応じて照明の明るさと光色をコントロールする。日常的に使用する「蛍光灯のあかり」、読書や細かい作業の際に使用する「図書館のあかり」、食材の色を鮮やかに表現する「食卓のあかり」、落ち着いたくつろぎの空間を演出する「電球のあかり」の4種類が利用できる。なお、新モデルでは、調光時の電流制御を変更したことで、各ポジションの明るさが変更されている。とくに、"蛍光灯のあかり"では、従来の約1.6倍の明るさとなった。

「あかりセレクト」機能のパラメータを改良

タイプ 形式 適用畳数 推定市場価格
「[eco]これっきり」搭載洋風タイプ 14畳 LEC-AHS1410B 45.000円前後
12畳 LEC-AHS1210B 40,000円前後
10畳 LEC-AHS1010B 35,000円前後
8畳 LEC-AHS810B 30,000円前後
洋風タイプ 14畳 LEC-AH1410B 40.000円前後
12畳 LEC-AH1210B 33,000円前後
10畳 LEC-AH1010B 28,000円前後
8畳 LEC-AH810B 23,000円前後