キヤノン、光学手ブレ補正搭載の5倍ズームエントリー機「PowerShot A3500」

キヤノンは8月22日、デジタルカメラ「PowerShot」シリーズの新モデル「PowerShot A3500 IS」を発表した。発売は8月下旬で、価格はオープン。推定市場価格は11,980円前後となっている。

PowerShotでもエントリー向けの「PowerShot A」シリーズ新モデル。エントリー向けながら、有効約1,600万画素CCDや光学5倍ズームレンズ、約2段分(テレ端)の補正効果を有する光学式手ブレ補正など、十分なスペックのモデルとなっている。画質劣化を抑えてデジタルズームを行う「プログレッシブファインズーム」では、10倍相当までのズーミングが可能となっている。

カメラがシーンを自動認識し、最適な設定で撮影できる「こだわりオート」を搭載するほか、撮影状況に応じて最適な手ブレ補正を適用する「マルチシーンIS」を搭載する。こだわりオートは、32シーンの自動認識に対応。

主な仕様は撮像素子が有効約1,600万画素の1/2.3型CCDで、レンズの焦点距離が28～140mm(35mmフィルム換算時)、開放F値がF2.8～F6.9、対応感度がISO100～ISO1600(ローライトモード時は最大ISO6400)となっている。画像処理エンジンは「DIGIC 4」。

モニターは約23万ドット・3型の液晶で、利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCカード。動画の記録画素数が1,280×720ドット。

バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約200枚だ。

サイズはW97.7×D19.8×H56mm、重量は本体のみで約120g、バッテリーとメモリーカードを含む状態で約135gとなっている。