キヤノンは8月22日、デジタルカメラ「IXY」シリーズの新モデル「IXY 620F」を発表した。発売は8月下旬で、価格はオープン。推定市場価格は23,980円前後となっている。

カラーはシルバー、ゴールド、ピンクの3色をラインナップ

2013年1月に発表された「IXY 610F」の後継モデルで、厚さ22.5mmのスリムボディながら光学10倍ズームレンズを搭載するモデル。画質劣化を抑えてデジタルズームを行う「プログレッシブファインズーム」利用時は20倍相当までのズームを行える。

IXY 610Fと同様に、Wi-Fi(無線LAN)接続にも対応。同一ネットワーク上で転送先として登録しておいたPCが起動している場合に、ワイヤレスでPCへ画像を高速転送する「クラウドシンクロ」にも対応した。

撮影シーンや被写体を判別して最適な設定をカメラが自動で適用する「こだわりオート」は58シーンに対応。静止画撮影時、シャッターを押す4秒前からの動画を同時記録する新機能「プラスムービーオート」を搭載。

主な仕様は撮像素子が有効約1,210万画素の1/2.3型CMOSセンサー(裏面照射型)で、レンズが焦点距離24~240mm(35mmフィルム換算時)の光学10倍ズーム、開放F値がF3.0~F6.9、対応感度がISO80~ISO6400となっている。画像処理エンジンは「DIGIC 5」。

モニターは約46.1万ドット・3型の液晶で、利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCカード。動画の記録画素数が1,920×1,080ドット(フルHD)。バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約220枚だ。

サイズはW97.2×D22.5×H56.4mm、重量は本体のみで約125g、バッテリーとメモリーカードを含む状態で約144gとなっている。

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