元モーニング娘。の高橋愛が21日、東京・新宿文化センターで主演ミュージカル『赤毛のアン』のツアー千秋楽を迎え、最終公演前に報道陣の取材に応じた。

主演ミュージカル『赤毛のアン』のツアー千秋楽を迎えた高橋愛

今年で16年目を迎えるエステー主催のオリジナルミュージカル『赤毛のアン』は、カナダの作家であるL・M・モンゴメリが1908年に発表した長編小説で世界中の子どもたちに読まれてきたベストセラーを原作に舞台化。全国7都市で行われるキャストオーディションも特徴の一つで、今回は974人の応募があった。

8月11日よりスタートした全国都市での公演を経て最終公演を迎えた高橋は「あっという間で最後という感じがしないですね」としつつ、「毎公演泣いてしまうんですけど、今日は違う意味で泣いちゃうかもしれません」と万感の思いを語った。主人公・アンを演じたことについては「アンのパワーってすごいんですよね。演じていてとても勉強にもなりましたし、アンが皆さんに愛される理由がわかった気がします」と振り返った。また、昨年の公演では、アンの親友・ダイアナを演じたからか「本番中はセリフを間違えちゃったんです。『あ、これはアンじゃないダイアナだって(笑)』」とエピソードも明かした。

報道陣から、千秋楽を迎えるにあたって「今、幸せですか?」と質問されると「はい、幸せです! アンを演じられたことで幸せを毎日かみしめています」と笑顔。さらに「別の意味でも?」と聞かれると「幸せです!」と即答し、お笑い芸人・あべこうじとの交際も順調の様子だった。最後には「結婚の時期は?」という質問も飛び出したが、笑顔で無言のまま会場を後にした。

なお、会場にはサプライズで同社のCMに出演している歌手のミゲルも駆け付け、高橋と抱擁を交わした。