馬ねぶたを燃やし、亡馬の霊を弔う

青森県つがる市で8月30日~9月1日、馬の霊を慰める「馬市まつり」が開催される。

燃えさかる炎で馬の霊を弔う

つがる市木造(きづくり)地区では、東北三大馬市に数えられる「馬市」が開催され大変にぎわっていたという。しかし、農作業の機械化により農耕馬の競市が衰退。そこで、新田開発に尽くし亡くなった馬の霊を慰めるとともに地域活性化を図ろうと、馬にちなんだ同祭りを開催するようになった。

最終日の昼には、市民が制作した「馬ねぶた」によるパレードや、「民謡と手踊り」を実施。夜には馬ねぶたに火を放ち馬の霊を弔う「新田火まつり」をイオンモールつがる柏で行う。

そのほか、グラウンドゴルフ大会、民謡の披露、津軽三味線、馬頭観世音大菩薩奉賛会、地元バンドによる演奏など、各日さまざまなイベントを用意。なお、31日、30日には、姉妹都市・北海道白老町の「白老牛バーガー」を販売するとのこと。

まつりを盛り上げる花火