東京都杉並区のJR「高円寺」駅、東京メトロ・丸ノ内線「新高円寺」駅周辺商店街及び、高南通りの8演舞場で、1万人を超える人々が徳島の郷土芸能「阿波おどり」を踊る「第57回 東京高円寺阿波おどり」が開催される。開催日は、8月24日、25日両日の17時~20時まで。
東京周辺では最大規模の「阿波おどり」
同イベントは、1957年に始まり今年で57回目を迎える。もとはひとつの商店街が始めたもので、隣接する商店街や周辺町会・自治会にも拡大し、現在では毎年100万人もの来場者が訪れる夏の風物詩にまで成長したという。
期間中は、高円寺阿波おどり連協会所属連と一般参加連が8つの演舞場にておどりを披露するほか、舞台踊り「おどれ高円寺セシオン2013」(セシオン杉並ホール)、「2013座・高円寺阿波おどり」(座・高円寺ホール1)を同時開催。
また、高円寺駅北口広場では、JA郡山、伊藤園、徳島スダチボーイズ、すだちビール店などの徳島・高円寺をPRするテントを、中央公園ブースでは、「なみえ焼そば」の旭屋や、宮城県石巻市"希望の環"プロジェクト、福島県の酒 笹の川などの被災地応援屋台村を設置する。
阿波おどりの種類
阿波おどりの種類は大きく分けて2つ。ひとつは、半天を着ておどる"半天おどり"や男物の浴衣を着ておどる"浴衣おどり"などの「男おどり」で、勇猛、滑稽さを表現するという。また、「女おどり」は女物の浴衣に下駄を履き、艶っぽく、上品におどるのが特徴とのこと。