ハーマンインターナショナルは8月21日、エントリーユーザー向けカナル型イヤホン「JBL Synchros S200」シリーズおよび「S100」シリーズの計6モデルを発表した。ラインナップは「S200」「S200i」「S200a」「S100」「S100i」「S100a」で、型番に「i」が付くモデルはiOS端末向けの、「a」が付くモデルはAndroid端末向けのマイク付きリモコンを備えている。
いずれも発売は9月上旬で、価格はオープンとなっている。推定市場価格はS200が11,800円前後、S200iとS200aが13,800円前後、S100が7,980円前後、S100iとS100aが9,980円前後。
「JBL Synchros」シリーズは、高級オーディオとして知られる「JBL」ブランドを手軽に楽しんでもらうコンセプトでリリースされた「JBL J」シリーズの上位となるラインナップ。
「S200」シリーズは10mm径ドライバーを採用し、豊かな低音と解像感のある中高域のワイドレンジ再生が特徴のモデル。ハウジングは軽量のアルミダイキャスト製で、高耐久であることに加え、不要な振動を抑えるようになっている。音筒がハウジングから斜めに伸びる「アングルド・いやチップ構造」により、快適さと耳の奥にしっかりと装着できる安定性を確保した。ケーブルは絡みにくいフラット・エラストマーケーブルが採用されている。
一方の「S100」シリーズは9mm径ドライバーを搭載するモデル。「S200」シリーズ同様、アルミダイキャストハウジングやアングルド・イヤチップ構造、フラット・エラストマーケーブルを採用する。
ハウジングは、「S200」シリーズではJBLの大型ウーファーユニットを、「S100」シリーズではコンプレッションドライバーをイメージしたデザインとなっている。
主な仕様は次の通り。「S200」シリーズは周波数特性が10Hz~22kHz、感度が101dB/mW、インピーダンスが16Ω、「S100」シリーズは周波数特性が10Hz~22kHz、感度が99dB/mW、インピーダンスが16Ωとなっている。プラグはいずれもL字型の3.5mmステレオミニで、ケーブル長は1.2m、本体重量は「S200」シリーズが5g、「S100」シリーズが4g。