女優の瀧本美織と俳優の瀬戸康史が20日、東京・千代田区のよみうりホールで行なわれた、映画『貞子3D2』の公開直前イベントに出席した。

前列左から、貞子、平澤宏々路、後列左から、東方神起のチャンミン、ユンホ、山本裕典、瀧本美織、瀬戸康史、英勉監督

昨年公開された『貞子3D』の続編となる同作は、鈴木光司の小説「リング」シリーズを映画化したホラー作品。謎の大量自殺を引き起こした“呪いの動画”事件から5年が経ち、鮎川茜(石原さとみ)と安藤孝則(瀬戸)との間には娘の凪(平澤宏々路)が誕生。茜の死去で凪の面倒を見ることになった孝則の妹・楓子(瀧本)だったが、再び起こった謎の自殺騒動が凪の周囲で発生していることに気付く――というストーリーで、映画は30日から全国公開予定。

舞台あいさつには、キャストの瀧本、瀬戸、平澤、山本裕典と英勉監督が出席。同作で映画初主演を務めた瀧本は、「座長と言えども作品はみんなで作っていくものなので、胸を借りながら撮影しました」と振り返りつつ、「怖いのが本当に苦手。マネージャーさんに出来ないって言ってたのに、すでに決まっていたので腹をくくりました」とオファー時の心境を吐露。試写も観賞したそうだが、「台本で内容を知っているので、怖いシーンになるとメガネを外しました。耐えきれないくらい怖いんです!」とアピールして笑いを誘った。

イベントには同作のキャラクターである"貞子"も登壇し、「ちょっぴり怖いけど、嫌いじゃない」と言う平澤に抱きつき、瀧本と山本がネタバレ発言をして慌てて止めるなど、終始ほのぼのした雰囲気。また、観客にサプライズで主題歌『SCREAM』を担当した韓国のボーカルユニット・東方神起のユンホとチャンミンがサプライズで登場し、女性客は喜びのあまり大絶叫。キャスト陣に手渡すはずだった花束を"貞子"に奪われたチャンミンは「怖い……」と怯え、ユンホも「びっくりした。本物?」と韓国でも有名だという"貞子"の予想外の動きに目を丸くしていた。