キヤノンITソリューションズは20日、法人向け総合セキュリティソフトウェア「ESET Endpoint Protection」シリーズのプログラム「ESET Endpoint Security」「ESET Endpoint アンチウイルス」にて、Windows XP使用時のサポートを2017年2月末まで継続すると発表した。2017年3月以降も状況に応じて、期間を延長する可能性がある。

Windows XPは、2014年4月9日にMicrosoftによるサポートが終了する。同社では、企業内PCの移行には時間を要する場合もあり、移行完了までの期間も継続してウイルス対策を行う必要があると説明。従って、クライアントOS向けプログラム「ESET Endpoint Security」「ESET Endpoint アンチウイルス」の2製品について、2017年2月末まで、Windows XPでの利用に対するサポートを継続することを表明した。

サポート範囲は、「最新のウイルスへの対応、および、検出機能向上のためのウイルス定義データベースのアップデート」および、「電話/Webフォームによる問い合わせ」の2つ。なお、Microsoftによるサポート終了後にWindows XPの脆弱性が発見された場合は対応できない場合があるとする。