まちづクリエイティブが千葉・松戸駅前エリアで地域活性のため取り組む「MADCityプロジェクト」では、同社が運営するルシーナビル7Fにて、8月23日より映画上映スペース「MADCinema(マッドシネマ)」の運営を開始する。
映画館撤退後、初となるミニシアター
同シネマは、近隣地域住民を交えたDIY改装が施された、40坪強の床面積で1スクリーンのみの上映スペース。一般的な映画館のような設備はないが、これまでも音楽イベント等に利用されてきた経緯があり、家庭レベルを超えた大音量での視聴が可能となっている。
松戸市は2013年1月にシネマサンシャインが撤退して以降、映画上映スペースが失われたままでいた。同シネマは、社会性に富んだ映画作品の配給で知られるユナイテッドピープルと提携し、小規模で個性的な作品が楽しめるミニシアタースペースとなることを目指す。
なお、上映に際しては、来館者同士の交流を促進するなど、これまでの映画館の枠組みを超えたサービスを盛り込んでいく。同社は、「将来的には、映像作家個人による作品上映を受け付けるなどを想定し、より多様な映像コンテンツの発表・視聴の場として発展していきたい」と意欲を示している。
上映日時は金曜夜、土曜午前・午後の週3回。8月23日は、「サバイビング・プログレス - 進歩の罠」、8月24日は「マヤ - 天の心、地の心 -」、「パワー・トゥ・ザ・ピープル ~グローバルからローカルへ~」を上映する。今後は、新作上映、上映曜日の拡大についても検討する予定となっている。
上映時間は、毎週金曜19時30分~、土曜10時30分~、土曜13時30分~。料金は1,500円(1ドリンク付)。8月28日には、カフェ「Lift Cafe」でのトライアル上映を実施する。1,500円で1ドリンクと1フードオーダーができる。
同シネマの所在地は、千葉県松戸市本町20-10 ルシーナビル7階。