ダイハツ工業は19日、マイナーチェンジによって一層の低燃費化と低価格化を達成した軽乗用車「ミラ イース」を発売した。価格は74万5,000円~128万円。
今回の改良では、2012年12月発売の「ムーヴ」に搭載した「e:S テクノロジー第2弾」をさらに進化させ、燃焼効率の向上や走行抵抗の低減、エネルギー効率の向上などを徹底的に追求したとのこと。これにより、2WD車はガソリン車トップクラスの33.4km/L(JC08モード走行)という低燃費を達成している。
また、品質面・原価面で最も素質の良い図面を追求する原価低減活動や、調達改革を継続して実施することで低コスト化を追求し、入り口価格で74万5,000円の低価格を実現。エマージェンシーストップシグナルを全車に採用したほか、一部グレードに衝突回避支援システム「スマートアシスト」を採用するなど、安心・ 安全装備も充実している。
そのほか、先進感を表現したフロントフェイスや質感を向上したインテリアの採用、ステアリング支持部の剛性アップによる振動低減、各部の吸遮音材の性能向上、エンジン透過音の低減などによるワンランク上の静粛性の実現、サスペンションの最適チューニングによるハンドリングの手応え感や乗り心地の向上も行われた。
エンジンは660ccのKF(水冷直列3気筒12バルブDOHC横置)、トランスミッションはCVTを採用し、駆動方式は2WDと4WDを用意。乗車定員は4名。