2013年11月23日に全国公開される『かぐや姫の物語』

スタジオジブリの高畑勲監督最新作となるアニメーション映画『かぐや姫の物語』が、2013年11月23日に全国公開されることが発表された。

今年は、1988年公開の『火垂るの墓』(高畑監督)、『となりのトトロ』(宮崎駿監督)から25年ぶりに両監督の最新作が公開される「ジブリイヤー」。先陣を切って、7月20日に公開された宮崎監督5年ぶりの新作『風立ちぬ』は、観客動員数が500万人を突破と大ヒットを記録するとともに、「第70回ヴェネチア国際映画祭」コンペティション部門にも選出されている。

姫の犯した罪と罰、スタジオジブリが描く「かぐや姫」は数ある星の中から、なぜ地球を選んだのか。この地で何を思い、なぜ月へ去らねばならなかったのか。彼女が犯した罪とは、そして、罰とはいったい何だったのか――『かぐや姫の物語』は、日本最古の物語文学『竹取物語』に隠された、ひとりの少女・かぐや姫の真実の物語。巨匠・高畑監督14年ぶりの最新作となる。

そして、主題歌は広島県在住のアーティストにして現役僧侶という異色の肩書を持つ二階堂和美が手がけ、作詞・作曲、そして歌を担当。以前より高畑監督が、その類まれな存在に目を留め、力強い中にもやさしさを携えた印象的な歌声に共感して主題歌制作を依頼したという。

『かぐや姫の物語』は、昨年12月の発表時に『風立ちぬ』との同時公開を目指していたが、絵コンテがまだ完成をみない状態だったため、2013年秋に公開の延期が発表されていた。

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