Facebookは使っているけれど、設定は始めた当初のままなんて人は多いのでは? Facebookは設定ひとつ、知識ひとつで、快適・便利に使いこなすことができるのです。ここでは、「もっと安心・便利に使うためのFacebookの小技」を紹介・解説します。今回は「「いいね!」するのを義務に感じたときの対処法」についてです。
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Facebookで身近な人や仲良い人とつながれるのは楽しいところですが、時にはしがらみであまり仲良くない人とつながらないといけないことも。自分の近況を知られたくないのなら「自分の近況を知らせたくない人がいるときは制限リストを使う」で紹介したように制限リストに入れてしまうという方法があります。しかし、困るのは自分の投稿に「いいね!」をするよう強要してくるタイプの人がいる、ということです。
こういった人は、今までSNSを使ったようなことがないままFacebookを始めた、比較的年齢層が高い人が多いように思います。「SNSは相手が好きな時に返事を返すもの」という認識がないので、「いいね!」やコメントを強要したり、しないと嫌味を言ってくるなんてことも。非常に困ったタイプですが、ちょっとした裏技として「知り合い」にしてしまうという方法があります。
友達リストを見ると、友達の名前とプロフィール写真、そして友達のステータス変更ボタンがあります。ボタンをクリックして、「知り合い」にしてしまいましょう。この「知り合い」にすることのメリットとは以下の通り。
【1】公開範囲が「知り合い以外の友達」の投稿が読めない
【2】投稿がニュースフィードにあまり表示されなくなる
【3】友達のカテゴリー「知り合い」に投稿がまとめられる
あまりお付き合いしたくない人は「知り合い」に設定してしまえば、自分の投稿が読まれないようにできますし、相手の投稿もニュースフィードにほとんど表示されなくなります。「「いいね!」をしなきゃいけないので表示されるのは困る」と思うかもしれませんが、実はちょっとしたワザがあるのです。
ポイントは【3】の「友達のカテゴリー「知り合い」に投稿がまとめられる」こと。画面左のメニューの「友達」のところをクリックすると、「知り合い」という項目が出てきます。ここで、知り合いの投稿をまとめて読むことができるのです。とりあえず、1日1回は「知り合い」カテゴリーを開いて、まとめて「いいね!」をしておけば不義理を怒られることもありません。
また、最近では自動的に「いいね!」をつけてくれるツールが登場していますが、Facebook側で公式に認められたものでないので、使うのはかなりリスキー。一度に多くの「いいね!」を機械的につけると、Facebook側がスパムと見なして、最悪はアカウント凍結になりかねないので手出しするのはやめておきましょう。
「いいね!」をつけなければいけない人がいるというのはストレスですね。でも、いちいちニュースフィードをさかのぼってチェックするのも面倒なもの。「いいね!」を自動化するのは難しくても、「知り合い」に押し込んでまとめて管理しておけば多少スッキリするかと思います。
(記事提供: AndroWire編集部)