米Googleが提供するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「Google+」のAndroidアプリが刷新された。最新版では、メッセンジャー機能を廃止したほか、他のアカウントやページに簡単に切り替えられるようになっている。

最新版の刷新内容は、米Google ソフトウェアエンジニアのVirgil Dobjanschi氏が8月14日(現時時間)にGoogle+上に投稿している。同氏によると、最新版には5つのアップデートが施されているという。その内容は次の通り。

Google+アプリの利用イメージ

1つ目は、Android用のGmailのように、複数のGoogle+のアカウントを切り替え可能にした。2つ目は同社の法人向けクラウドサービス「Google Apps for Business」を完全にサポート。3つ目はGoogleドライブの写真を同アプリ内で表示したり、編集・共有できるようにした。4つ目は現在地機能の改善で、現在地情報をピンポイントで表示または都市レベルでの表示を選択できるようにした。これにより、家族にはピンポイント、同僚には都市レベルで表示するなどの使い分けが可能となる。5つ目はメッセンジャー機能を廃止。Google talkの後継サービスで複数人とビデオ通話・チャットができる「Google Hangouts」が同様の機能が利用できると紹介している。なおメッセンジャーのデータは、Googleデータエクスポートにアクセスしてダウンロードすることができる。

(記事提供: AndroWire編集部)