米MicrosoftとSkypeは15日(現地時間)、Windows 8.1にSkypeが標準搭載されることを発表した。現在、SkypeはWindows 8アプリとして無料提供されており、Windows Storeからユーザーがダウンロードして導入する必要がある。これが、Windows 8.1では標準でスタート画面にタイルが表示され、Windows 8.1にログインすれば利用可能になるという。Windows 8.1は日本時間の10月18日にWindows Storeで提供が開始される予定となっている。

スタート画面にSkypeのタイルが標準で

米MicrosoftはSkypeのWindows標準搭載について以前から準備を進めており、2012年11月にWindows 8の標準メッセンジャーをWindows Live MessengerからSkypeへ移行させることを表明。2013年3月から段階的にWindows Live Messengerを廃止していた。なお、Skypeは本社をルクセンブルクに置く、米Microsoftのグループ企業で、2011年に米Microsoftが85億ドルで買収している。

Windows 8.1に標準搭載されるアプリのイメージ

また、Windows 8.1では「One Experience」ビジョンのもと、SkypeのほかSkyDriveなど20以上のサービスやアプリが統合・搭載される。