電子書籍を購入したことがありますか? |
BookLiveは、7月3日~6日に開催された東京国際ブックフェアに来場した一般客・男女826人を対象に、「電子書籍の利用に関する意識調査」を実施した。
電子書籍に求めるものは「タイトルの増加」
まず、電子書籍を購入したことがあるか尋ねたところ、「ない」が68.4%に対し、「ある」が31.6%。電子書籍を購入しない人にその理由を聞くと、「紙の本で読む方が好き」(51.6%)が最多で、「対応端末を持っていない」(29.4%)、「使い方が分かりにくい」(20.5%)といった意見が寄せられた。
一方、電子書籍の購入経験者に、利用したサイトを選んだ理由について聞くと、「欲しい本があった」(52.3%)が最も多かった。2位は「価格が安い」(33.1%)、3位は「電子書籍サービスの研究」(21.1%)となっている。
電子書籍サイトの選定理由について、20代~50代では「欲しい本があった」が1位となっているが、60代・70代では「価格が安い」が最多。価格の安さについては、年代が上がるごとにサイトの選定基準として重視される傾向にある。
電子書籍に求めることについて聞くと、一番多かった回答が「タイトルの増加」だった。