テレビ朝日系『痛快! ビッグダディ』の"ビッグダディ"こと林下清志さんの元妻でタレントの美奈子が、AAA・浦田直也がプリンセス プリンセスの楽曲「世界でいちばん熱い夏」をカバーしたミュージックビデオ(以下MV)で、MV初出演を果たしたことが14日、明らかになった。

AAA・浦田直也がカバーした楽曲「世界でいちばん熱い夏」のMVに出演した美奈子

同曲は、昨年末に期間限定の活動を終えたロックバンド・プリンセス プリンセスが1987年にリリースした2ndシングル。ソフトバンクモバイルのスマートフォン向け総合エンタメアプリ・UUULAでは、"夏"をテーマに人気曲を集めたMVを制作する「夏うたカバー特集」を展開しており、その第2弾としてAAAの浦田直也が同曲をカバーすることが決定した。MVは15日から独占配信される。

MVの舞台は海の家。地元の男友達3人と海の家でバイトをする光平(佐野和真)と、その海に仲良し3人組で訪れたリナ(岩田さゆり)は、互いに一目惚れしながらも思いを伝えられずにいた。東京へ戻る日が近づく中、2人の気持ちに気づいた店主・美奈子は、ひそかにみんなを集め、その恋を実らせる計画を立てる。

"子ども好き"で"世話焼き"というイメージを持つタレントを探していたところ、美奈子の芸能界デビューが決まったことから出演をオファー。「子沢山のシングルマザー」という実生活とも重なる役柄で、当日の朝に台本を手にとった美奈子だったが、子役の子どもたちとも打ち解けながらぶっつけ本番の演技にも物怖じしない一面をうかがわせた。そして、ドラマのクライマックスには、美奈子に妊娠が発覚するという設定も。現実にも「あったらいいですよね」と期待を寄せつつ、「まだ出会いすら無いので出会いがあればどんどん産みたいと思います。2ケタぐらいはいきたいですね(笑)」と語った。

同曲については「母親の世代が歌ってたりする曲なので、よく聴いてました。自分もカラオケで歌ったりします」となじみ深いようで、初出演MVに「初めてなのでドキドキしました。憧れのミュージックビデオに出られたのは夢みたいな話です」と感激。また、初挑戦となった演技については「演技というよりはむしろ地の私だったんじゃないかなって思います(笑)。なので自然にできました」と分析し、「子供たちはとても喜んでいました。みんな楽しいことが好きなので機会があれば子供たちも出たいんじゃないかなって思います」と家族の反響を伝えた。

また、MVで年下の男性との間に子どもを授かったことにちなみ、「年はあまり関係ないと思っているので、好きな人ならばどちらでもいいです。子供と仲良くしてくれる人が1番ですね」と理想の男性像を明かした。「私は16歳の頃から子育てをしているので、ひと夏の恋の思い出っていうのは経験したことはなかったんです」と"ひと夏の恋"には無縁だったようだが、ビッグダディとの思い出を「やはり、食料を調達するための夜な夜なの釣りですかね。ひと夏の恋っていうのとはちょっと違いますね、生活がかかってたので(笑)」と懐かしんでいた。

今後の芸能活動については、「私にできることがあれば何でも挑戦していきたいと思っています」と意気込みを語り、「おこがましいですが、吉高由里子さんが好きなので共演してみたいです」と吉高にラブコールを送っていた。