薄毛治療専門医院の銀座HSクリニックはこのほど、20~60代の男性400名を対象に行った「薄毛とSNSに関する意識調査」の結果を発表した。調査は、薄毛男性、薄毛ではない男性それぞれ200名(20代、30代、40代、50代、60代 各40名)の計400名に対し7月に行われた。
薄毛の男性はSNSでの「異性との出会い」に意欲的?
Facebookを利用していると回答した人に、利用目的を聞いたところ67.5%の人が「友達との交流や情報収集」に使用していると回答。さらに薄毛の男性に注目して見ると「異性との出会い」や「コミュニティ参加」を期待している人が、薄毛ではない男性より約2倍多いという結果になった。
同クリニックが4月に行った「薄毛と仕事に関する意識調査」では、薄毛の男性の方が、薄毛ではない男性に比べ、出世意欲が高いことが分かっているが、ここでも薄毛の男性の積極性が目立つ結果となった。
薄毛の男性がFacebook上で「いいね!」をする割合
さらに調査によると、薄毛の男性は、薄手ではない男性よりも頻繁に「いいね!」をしている人が多いことがわかったという。友人の投稿にいいね!機能を利用する頻度をたずねたところ、「ほぼ毎日」、「週1回以上」と回答した人は、薄毛の男性が薄毛ではない男性をいずれも上回る結果となった。
一方で、「月に一回程度」もしくはそれ以下と回答した人は、薄毛ではない男性の方が多かった。薄毛男性の方がSNSを「異性との出会い」や「コミュニティ参加」に使用しているということもあり、友人の投稿に敏感に反応している傾向がみられたとのこと。
プロフィール写真には薄毛ではない頃の写真を使う?
SNSのプロフィール写真に関して、薄毛、薄毛ではないに関わらず現在の自分の写真を使っている人がもっとも多いということがわかった。SNSでは顔が見えないため、素性を隠したり、自分を「盛ったり」することができると言われているが、大半の男性は現在の写真を使用しているという結果になった。「自分の若いころの写真を使用している」と回答した人はあまり多くなかったが、その割合は薄毛の男性が薄毛でない男性の倍以上となった。
薄毛男性が、SNSの投稿の中で嫌いな話題
SNS投稿でもっとも嫌いな話題について質問したところ、薄毛の男性と、薄毛でない男性とで回答が大きく分かれる結果となった。薄毛ではない男性がもっとも嫌いな話題は「他人の年収について」だったのに対して、薄毛の男性はやはり「髪の毛(薄毛)について」の話題がもっとも嫌いだということが分かった。
一方で薄毛ではない男性は、「髪の毛」や「匂い」など、身体的な話題については特に気にならず、「年収」や「リア充な自分」など、他人のプライバシーに関するネタが嫌いな傾向が見られたという。