東京都・上野公園の国立科学博物館は10月26日から2014年2月23日まで、特別展「大恐竜展-ゴビ砂漠の驚異」を開催する。
モンゴル・ゴビ砂漠の貴重な宝が一堂に
同展では、恐竜の系統進化、生態などの解明に大きく寄与したモンゴル・ゴビ砂漠で発掘された貴重な化石標本を公開する。当地で発見される化石は、保存状態のよい良質なものが多く、今日でも世界中の研究者を魅了し続けているとのこと。
アジア最大の肉食恐竜「タルボサウルス」、大型植物食恐竜「サウロロフス」の全身骨格など、展示されるほとんどが実物化石で構成される。また、ティラノサウルス類の子ども化石としては、世界で最も保存状態の良い、全長2m、推定年齢2~3才のタルボサウルスの化石を展示。そこから読み解く肉食恐竜の成長について日本人研究者が明らかにした最新研究を紹介するとしている。
国立科学博物館の所在地は、東京都台東区上野公園7-20。入場料は一般・大学生が1,500円、小・中・高校生は600円となる。発売中の前売り券は、一般・大学生が1,200円、小・中・高校生は500円。ローソンチケットでは、ピンバッジ2個が付くプレミアム前売り券(限定1,000枚)を2,000円で発売している。休館日などの詳細情報は、同展の公式WEBサイトにて随時公開する予定とのこと。
イラスト:月本佳代美 (C)Paleontological Center of Mongolian Academy Sciences