キングソフトは13日、iOS端末向けオフィスアプリ「KINGSOFT Presentation」をリリースした。iPhone/iPadなどでプレゼンテーション文書の閲覧や、テキスト編集ができる。アプリはApp Storeより無料でダウンロード可能。

KINGSOFT Presentation。プレゼンテーションファイルが閲覧できる

有料機能の「発表者ビュー」。スライドに挿入したノートを表示させ、プレゼンテーションをサポートできる

同アプリは、高い互換性を備えたプレゼンテーション用アプリ。KingsoftOfficeや、MicrosoftOfficeに対応しており、プレゼンテーションファイルの閲覧が可能。パスワードで保護されたファイルもサポートしており、ファイルのバージョンやセキュリティ面を気にせずにファイルを開くことができる。

さらに、DropboxやGoogleDriveなどのクラウドサービスにも対応。普段使用しているアカウントを使って、ファイルをダウンロードできる。

独自機能としては、再生共有機能を搭載。同じWi-Fi環境に接続した上で承認操作をおこなうと、ひとつの端末で再生したPresentation画面のスライドショーを、他の複数台の端末で同時に見ることができる。また、同機能利用時に気になる部分をなぞると、その軌道が線で表示されるポインタ機能を備えており、注目させたい点をレーザーポインターのように示すことが可能。

このほか、有料(170円)の機能として、スライドに挿入したノートを親端末のみに表示させ、プレゼンテーションをサポートする「発表者ビュー」機能を備える。

対応ファイルは、ppt/pptx/pot/potx/pps/dps/dpt。アプリの対応端末はiOS 5.0以降のiPhone 3GS/4/4S/5/、第3/4/5世代iPod touchおよびiPad。