J.J.エイブラムス監督のSFシリーズ第2弾『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のLIVEストリーミング来日イベントが13日、東京・六本木のニコファーレで開催。主演のクリス・パイン、ザッカリー・クイント、アリス・イヴ、J.J.エイブラムス監督が登壇した。

『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のLIVEストリーミングイベントに登場したJ.J.エイブラムス監督

往年の名作SF『スター・トレック』に、エイブラムス監督が新たな息吹を吹き込んだ本シリーズ。宇宙船エンタープライズ号の船長カーク(クリス・パイン)とスポック(ザッカリー・クイント)らクルーたちが、地球を救うべく、敵が潜む宇宙の戦闘地帯へと旅立つ。 海外ドラマ『シャーロック』で人気のベネディクト・カンバーバッチが悪役に扮することでも話題となっている。

まずは、会場壁面のLEDスクリーンに宇宙船エンタープライズ号のワープ映像が映し出され、エイブラムスが登場するという粋な演出が。会見の模様は、インターネットの動画配信サイト「ニコニコ動画」で生中継された。エイブラムス監督は、スクリーンにリアルタイムで流れてくる視聴者のコメントに「こういうことは初体験だよ」と大喜び。質問コーナーでは「最近覚えた日本語は?」の問いに「じぇじぇ!」と、J.J.にかけてNHK連続テレビ小説『あまちゃん』の方言を語り、会場は大爆笑となった。また、クリス・パインらキャストについて「彼らは本当に素晴らしい。頭が良いし、ユーモアのセンスもある。お互いにインスパイアし合えるし、チームワークがとても良かった」とねぎらった。

続いて、クリス・パイン、ザッカリー・クイント、アリス・イヴが登場。クリスたちもスクリーンを見て、「まるで自分たちが撮影したセットにいるみたい」と大興奮。質問では、本作のキャッチコピー「人類の最大の弱点は、愛だ」にちなみ、自身の弱点を尋ねられた。アリスは「私は愛。時にはモンスターになってしまう」と告白。クリスは「自分の弱点はラーメンだ。ラーメンへの愛だよ」と、ラーメン好きな点をアピールすると、スクリーンにも「ラーメン？？」と大ウケしたコメントが連発し、会場は爆笑の渦に。ザッカリーは「僕は気が散りやすいんだ。集中力を保つのが苦手だよ」と苦笑い。ゲスト陣は、終始「ニコニコ動画」の視聴者のレスポンスを楽しみ、イベントは大いに盛り上がりを見せた。

『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は、8月16日、17日、18日に先行公開、8月23日より、TOHOシネマズ日劇ほかで公開。