女優の堀北真希が、10月スタートのフジテレビ系ドラマ『ミス・パイロット(仮)』(毎週火曜21:00~21:54)で主演を務めることが13日、明らかになった。
堀北が連続ドラマの主演を務めるのは、2012年のNHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』以来約1年ぶりで、フジテレビでは2009年の『アタシんちの男子』以来、約4年ぶりのこととなる。今回のドラマで堀北が演じるのは、大型旅客機のパイロットを目指す候補生・手塚晴(てづか はる)。東京・蒲田にある居酒屋の娘として育った晴は、天真らんまんでうそがつけない素直な性格が災いし、手当たり次第に受けた会社は全部不採用となってしまう。就職活動に苦戦し、万策尽きた晴の目に入ったのは、ANAの募集要項だった。
現在、ANAグループには約2,500人のパイロットがいる中で、女性パイロットはわずか20数名。最難関に挑む1人の女性の奮闘劇がANA全面協力のもとで描かれ、撮影では普段カメラが入れない場所での撮影も予定されている。さらに、堀北をはじめパイロット候補生のキャストが着用している制服は、ANAのパイロットが実際に着用しているものを採用。出演者一人ひとりを採寸して製作した特注品となっている。
今回の役柄について、「えっ!? 私がパイロット!? という驚きの境遇はこのドラマの主人公と一緒です」と語る堀北。「そういった意味でも、共感しながら取り組めるのではないかと思っています」と分析し、「パイロットという仕事の厳しさ、素晴らしさを通して、皆さんに元気と夢をお届けできるよう頑張ります」と意気込んでいた。