ポルシェ ジャパンは、7月の全世界でのポルシェの販売実績を発表した。前年同月比11%増となる約1万3,700台を販売し、今年下半期に向けて幸先の良いスタートを切ったという。

「ケイマン S」

ポルシェの全モデルの7月の販売台数は、前年の1万2,391台に対し、1万3,731台と11%増加した。地域別で見ても、欧州以外のすべての地域で増加しており、とくにポルシェにとって最大の市場である米国では、前年同月比36%という大幅な増加を記録している。1~7月の累計でも、全体で前年比17%の増加となっており、米国では31%増加している。

モデル別では、引き続き「カイエン」が好調。7,086台と販売台数の半分以上を占めた。新型「ケイマン」も好調で1,378台を販売。また、「911 カレラ カブリオレ」と「ボクスター」が合計で2,285台を販売しており、夏らしくオープンカーが好調な販売を記録した。

ポルシェAGのセールス&マーケティング部門担当役員、ベルンハルト・マイヤー氏は、「今後とも魅力あふれる製品攻勢を継続していきます。ポルシェブランドのお客様とファンの皆様に喜んでいただくために、2013年後半にはいくつかのワールドプレミアを予定しています」と述べている。今年後半の発売が予定されるモデルとしては、SUVの「マカン」や限定生産の「918 スパイダー」がある。