Mozilla Japanは12日、Android版Firefoxの次期バージョンとなる「Firefox Beta」の最新版の提供を開始した。今回公開されたβ版の正式提供は、米国時間の9月17日になる予定。

Firefox Betaは、同社が提供するAndroid端末向けWebブラウザ「Firefox」のβ版。今回提供されたβ版では、

新たに搭載したWebRTCコンポーネントを利用し、開発者がリアルタイムコミュニケーション機能をWeb全体に組み込むことができるようになった。DataChannels、PeerConnection、GetUserMediaといった各種コンポーネントにより、ビデオ通話やブラウザ間でのファイル共有に対応するリアルタイムコミュニケーションをWeb上で実現することができる。

加えて、コンテンツの共有時に「共有方法を選択」という項目から共有サービスを毎回選択する必要があったが、最後に使った共有サービスのアイコンがメニュー上のボタンに表示される仕様に変更された。これにより、表示しているコンテンツをメールやSMS、ソーシャルサービスを使って素早く共有することが可能となる。

さらに、NFC機能をオンにし、端末同士を軽く接触させる「バンプ」の操作を行うことで、NFC対応のAndroidスマートフォン同士でFirefoxのタブを共有することが可能となった。加えて、新たにカタロニア語(スペイン)、イギリス英語、スウェーデン語をサポート。24以上の言語でアプリが利用できるようになった。このほか、新機能の詳細は同社ブログで確認できる

(記事提供: AndroWire編集部)