未発表曲をリリースが計画されているマイケル・ジャクソン (C)BANG Media International

2009年に急性プロポフォール中毒で亡くなったマイケル・ジャクソンの元プロデューサー、フレッド・ジャーキンス3世がマイケルの未発表曲をリリースする計画を立てているという。

弟でダークチャイルドことロドニー・ジャーキンスと共にプロデュース活動をしているフレッドは今回、マイケルの未発表曲と映像を交えた新プロジェクトを手がけていることを明かした。英バーミンガムにある音楽大学アクセス・トゥー・ミュージックの上級特別クラスで講演したフレッドはその際に、「俺たちには、未発表の曲や色々な種類の映像なんかがたくさん手元にあるんだ。そんな曲を全部収録したプロジェクトを今ちょうど進めているところなのさ」

マイケルが2001年に発表したアルバム『インヴィンシブル』を手がけたフレッドはさらに、「リラックスして面白い人柄だった」というマイケルとの当時のセッションは自身のキャリアの中でも最高の経験だったと振り返っている。

「マイケルとは2年にわたって一緒に仕事したんだ。俺のキャリアの中でも最高だったって言えるね。ニュージャージー州のプレザントビルにある俺たちのスタジオにマイケルがやって来たんだ。それですごくいい関係になって、仲良しの友達になったんだよ。とってもリラックスした感じの人だったね。マイケル・ジャクソンって聞いて想像する人物像とは違ったよ」

そんなフレッドは、マイケルだけでなく故ホイットニー・ヒューストンのシングル『イッツ・ノット・ライト・バット・イッツ・オーケイ』を手がけたこともあり、「マイケルやホイットニーなんかが亡くなったのを受け入れるって辛いことさ。2人とは親しい間柄だったからね」と続けている。

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