温感美容PR事務局はこのほど、「夏の美容意識調査」の結果を公表した。同調査は、全国の20代から40代までの有職女性300人を対象に、7月5日から8日にかけてインターネットを通じて実施した。
夏の終わりの肌の悩み、9割以上が経験
「夏が終わった後に肌の悩みを経験したことがあるか?」と聞いたところ、92.3%が「経験あり」と回答した。また、悩みの内容は、「日焼け」「しみ・そばかす」「ニキビ・ベタつき」の順となり、強い日差しを受けたことによる肌トラブルが上位となった。
「同性の顔で"老け"を感じるポイントは?」と聞いたところ、「ほうれい線」がトップとなり、以下「しみ・そばかす」「目尻のしわ」と続いた。この結果については、一過性のはずの季節の肌悩みが、他人からの年齢印象を変えてしまうことになるかもしれないとしている。
「肌のセルフケアを重要視する季節は?」と聞いたところ、1位は「冬」、2位は「夏」という結果になった。一方、3位と4位は、ともに「秋」との回答が最も多く、四季の中で秋は肌ケア意識が相対的に低くなっているのが伺えた。夏のダメージの回復期にあたる秋だが、女性の意識の中では、肌ケアにあまり力を入れる時期ではないようだとしている。
「冷えている」女性は「老けている」?
「夏の"冷え"経験はあるか?」との問いには、9割近くが「経験している」と回答。さらに、「非常によく経験している」は約3割、「時々経験している」が4割近くとなり、6割以上の人が日常的に「冷え」に悩まされていることがわかった。
「季節ごとの"温め"ケアの実践内容」について訊ねたところ、何らかの実践をしている人の割合は「冬」が最も高く、「夏」が一番低い結果となった。しかしながら「夏」でも7割近くの人が実践しており、近年の「冷え対策」の高まりとともに、年間を通して体を温める意識が浸透しているようだとしている。
夏に「冷え」経験がある人と、経験のない人で、「夏の終わりの肌の悩み」の状況を比較した。その結果、「冷え」経験のある人が、ない人に比べ、「肌の悩み」(=「夏老け」)が20ポイント高いことがわかった。「夏老け」とは、紫外線・暑さ・エアコンによる乾燥などが原因で、夏の終わりに実年齢より老けて見られることを指している。