フジテレビを退社し、フリーに転向した長谷川豊アナウンサーが38歳を迎えた12日、オフィシャルブログを更新し、28日に生放送される東京MXTVの情報番組『ニッポンダンディ』(毎週月~金曜 21:00~21:55)で、夏期休暇に入る町亞聖アナの代行として約1年3カ月ぶりとなるテレビ復帰を果たすことを報告した。

今年の7月には、映画『生贄のジレンマ』の舞台あいさつで司会を務めた長谷川豊

12日付のブログでは仕事依頼のメールの送り主に会いに行った日のことがつづられている。長谷川は「その人は僕に仕事を打診してくれた。あの日から理不尽を突きつけられたあの日から1年と3カ月」と退社してからの日々を振り返り、「情報番組『ニッポンダンディ』司会の代行が決定しました。僕がテレビ画面に戻る日。僕のあの去年の6月以来の夢の日が決まりましたことをご報告します」と伝えている。

長谷川は10日付の投稿から「夢の日までの道」と題し、3日に分けて再起にかける思いをつづった。「全部取り戻す! まだ全部取り戻していない。『会社員』の肩書以外は全部取り戻すつもりだ。その思いは揺るがない。流行りの倍返し? いやいや、こだわらない。僕は取り戻すだけだ。自分のために。倍とかどうでもいい」とその決意を伝え、翌日には講演会やメルマガで伝えてきた本音「僕は、テレビ画面には戻れないと、そう思っています」をあらためて書いていた。

また、12日付のブログでは、「6月は鳴かず飛ばず。でも、7月の映画の司会の仕事以来、メディアの取材も仕事も一気に増えた。どうして?ってくらい。講演会も大盛況となってくれた」と報告し、「収入も順調。良かった。子供たちにも安心させられる。この夏、帰国して1年、やっと…長男を塾に行かせてやることが出来た。回るところくらいならお寿司だって行ける。ものすごくたまになら」と私生活の状況も明かしている。

長谷川は、1999年にフジテレビに入社。2000年から小倉智昭が司会を務める番組『情報プレゼンター とくダネ!』を担当し、2010年からニューヨーク支局に勤務する。その後、ニューヨーク支局赴任時代に、滞在費関連費用の不正使用があったとして降格処分を受け、2013年4月1日付で同局を退社。フリーアナウンサーとなった。長谷川は、一部報道が事実と異なるとして、4月2日から20日の期間限定でブログを再スタート。その後、6月7日からブログを再開している。