子どもが初めてお手伝いをしてくれたのは何歳の時ですか? |
日本公文教育研究会が運営する子育て・絵本をテーマにしたコミュニティサイト「ミーテ」はこのほど、会員の約46万人を対象に実施した「お手伝いと絵本」についてのアンケート調査の結果を発表した。調査は7月9日~22日にかけて行われ、382件の有効回答を得た。
半数以上が0~1歳と回答!子どもの初めてお手伝い
まず、子どもが初めてお手伝いをしてくれた年齢についての調査では、1歳代が35.1%、0歳代が28.8%、2歳代が23.8%で、半数以上が0~1歳のときに初めてお手伝いを始めたことがわかった。きっかけについては「子どもが自発的にしてくれた」と41.4%が回答した。
また、お手伝いの内容で最も多かったのは、部屋の片付け・掃除(20.4%)、次に食器の用意・片付け(19.6%)、料理のお手伝い(10.7%)となっている。
9割以上がお手伝いに絵本は役立つと回答
次に、子どもがお手伝いをしてくれるための工夫やアイデアについて聞いたところ「絵本を読んで興味をもたせる」との回答が最多だった。その他の工夫としては、「兄弟に見本を見せてもらう」「ごほうびを用意する」などの意見が寄せられた。
お手伝いをしてもらうのに絵本は役立つか聞くと、93.2%が「役立つ」と回答した。その理由として、「自分も絵本の主人公のようにやってみたい!という興味を持たせることができると思うから」、「お手伝いについて、想像するのが簡単になると思うから」「絵で見て理由を知って、興味・実践へとつなげていける」などの回答があった。
おすすめの本は、しろくまちゃんシリーズ
最後に、子どもがお手伝いに興味をもつきっかけになったおすすめの絵本についての調査では、主人公がお母さんと一緒にホットケーキを焼くという内容の『しろくまちゃんのほっとけーき』が1位。2位が『はじめてのおつかい』、そして『ぐりとぐら』『しろくまちゃんぱんかいに』と続いた。