レディー・ガガのスタイリストを務めていたニコラ・フォルミケッティが、辞職したことが明らかになった。
5年間ガガのスタイリストとして活躍してきたニコラだが、「1日に12回も着替える」などの彼女の常軌を逸した要求にさすがに耐えかねてしまったという。ただニコラは、これからもガガをサポートし続けたいと考えているとWWDに語っている。
「ガガは1日に12回も着替えるんだよ。馬鹿げてるよね。これからも僕の大親友であることは変わりないけど、僕の元アシスタントをやってたブランドン・マクスウェルがそのポジションに就く予定だよ。僕もは忙しすぎるからさ。5年間で2枚の彼女のアルバムも手がけたしね……これからも何らかの形で関わることにはなるけど、ただもう毎日の仕事は無理なんだ」
ニコラは、2010年にガガがMTVビデオ・ミュージック・アワードの授賞式で見せた驚きの生肉ドレスの仕掛け人でもあった。
なお、ニコラと二人三脚でイメージ戦略を創り上げてきたガガは最近、11月にリリース予定のニュー・アルバム『アートポップ』でもアートワークなどのイメージが大切な要素だと語っている。「『アートポップ』で肝心なのは、アートとポップが相互に交流し合うことなの。私は、同じデザイナーやヘアスタイルで自分を規定されたくないし、ずっと同じアイコンでいたくもないの。1つのアイコンなんかじゃないわけ。全てのアイコンなの。パレットの上に並んだあらゆる色から出来たアイコンなの。そこには何の制限もないわ」
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