任天堂は、インターネット配信動画「ニンテンドーダイレクト」にて発表した新作ゲームソフト「大合奏バンドブラザーズP」に、ヤマハの歌声合成ソフト「VOCALOID」の技術を活用した新機能を搭載した。同ソフトの発売は2013年冬を予定。
「大合奏バンドブラザーズ」は、演奏、合奏、作曲、歌唱など、「音楽をあらゆる形でとことん楽しむ」というコンセプトから作られた音楽ゲームのシリーズ。最新作となる「大合奏バンドブラザーズP」では、音質の向上、同時演奏可能なパートが10パートに増加(前作では8パート)、楽器の種類が72種類に増えるなど、"よりプロフェッショナル仕様"のソフトになっているという。
また、最大の機能強化として、写真や音声から自分の分身となる「シンガー」を作成することが可能。プレイヤーが自分の声を収録することにより、ヤマハの歌声合成ソフト「VOCALOID」の技術によって歌声が生成される。なお、同作のタイトル末尾の「P」は、プレイヤーが「シンガー」の"プロデューサー"であることと、"プロフェッショナル"仕様であることから、このふたつの単語の頭文字を取ったものだということだ。