メルセデス・ベンツ日本はこのほど、2シーターオープンカー「SLKクラス」の装備を充実させて発売した。「SLK200」、「SLK300」についてはAMGスポーツパッケージを標準装備とするなど大幅な装備追加を行いながら、価格は低く抑えている。

「SLKクラス」

「SLKクラス」は、電動開閉式ハードトップ「バリオルーフ」を装備した全天候型2シーターオープンカー。現行モデルは2011年に発売され、日本国内のオープンカー販売台数ナンバー1となっている。メルセデス・ベンツとして、日本で21年ぶりとなるマニュアルトランスミッションモデルを導入したことでも話題となった。

今回の装備変更では、「SLK 200」「SLK 300」にAMGスポーツパッケージを標準装備とした。エクステリアにはAMGスタイリングパッケージや18インチアルミホイール、インテリアにはレッドステッチを施した専用デザインのスポーツシートとAMGスポーツステアリングなどを装備している。

「SLK 200 スポーツ」にはスポーツサスペンション、新デザインの18インチアルミホイールなどを装備し、スポーティイメージを強調した。「SLK 55 AMG」はオプションのAMGハンドリングパッケージの装備内容を変更している。

価格は、「SLK 200」が10万円アップの590万円、「SLK 350」「SLK 200 スポーツ」はそれぞれ据置きの770万円、525万円などとなっており、大幅に装備を追加しながら価格は低く抑えられている。