JR東日本水戸支社は8日、特急「スーパーひたち」「フレッシュひたち」に使用されるE657系の車両改造工事にともない、10月1日から一部列車を651系に変更すると発表した。
今年3月16日のダイヤ改正以降、常磐線の特急「スーパーひたち」「フレッシュひたち」は新型車両E657系(10両編成)に統一された。水戸支社の発表によれば、E657系に関して、「指定席の発売状況を確認できるよう各座席上方にLEDランプを取り付けるための改造工事」を実施するとのことで、その間の代替車両として651系(11両編成)が使用される。
10月1日以降、651系を使用する列車は、勝田駅5時39分発の上り「フレッシュひたち4号」と、上野駅20時15分発の下り「フレッシュひたち61号」。編成変更の実施期間は、今年10月1日から2015年3月頃までの約1年半を見込んでいる。
なお、常磐線の特急「ひたち」(現在は「スーパーひたち」「フレッシュひたち」として運行)は、今年10月1日で誕生50周年を迎える。JR東日本水戸支社では、10月の「思い出のひたち号」写真展をはじめ、記念イベントを開催するとのことだ。