JVCケンウッドは8月8日、欧州で販売しているステレオヘッドホン「esnsy(エッセンシー)」シリーズを期間限定で国内販売すると発表した。ラインナップは、バンドタイプの「HA-SR85S」「HA-SR75S」と、密閉型インナーイヤータイプの「HA-FR65S」「HA-FX45S」の計4製品。8月8日~9月30日までの期間、同社のショッピングサイト「ビクターダイレクト」で販売される。発送は8月21日より順次。価格はオープンで、ビクターダイレクトでの販売価格は、HA-SR85Sが14,800円、HA-SR75Sが11,800円、HA-FR65Sが5,980円、HA-FX45Sが3,980円。
同シリーズは、欧州を中心に展開されているもので、HA-SR85Sは、ドイツで行われた「Plus X Award 2013」のヘッドホン部門で「BEST PRODUCT OF THE YEAR 2013」を受賞している。
HA-SR85Sは、φ40mmネオジウムドライバーを採用した耳覆いスタイルのモデル。HA-SR75Sはφ30mmネオジウムドライバーを採用した耳のせスタイルのモデルだ。
再生周波数帯域は8Hz~26kHzで、インピーダンスは、HA-SR85Sが72Ω、HA-SR75Sが32Ωだ。出力音圧レベルは、HA-SR85Sが102dB/1mWで、HA-SR75Sが103dB/1mWとなっている。最大許容入力はいずれも1,000mW。
ハウジング部分に回転機構を装備しており、持ち運び時にはフラットに折りたたむことができる。ハウジング部にはリモコンとマイクを装備しており、スマートフォンのハンズフリー通話や音楽再生などの操作を行うことができる。コードは片出しタイプで、長さは1.2mだ。コードを除いた質量は、HA-SR85Sが約305gで、HA-SR75Sが約137g。
HA-FR65Sは、φ10mmのネオジウムドライバーを採用する。HA-FX45Sはφ8.5mmのネオジウムドライバーだ。
再生周波数帯域は、HA-FR65Sが6Hz~25kHzで、HA-FX45Sが7Hz~24kHz。インピーダンスは、HA-FR65Sが40Ω、HA-FX45Sが16Ωだ。出力音圧レベルはいずれも100dB/1mWで、最大許容入力はいずれも200mW。
コードは、絡みにくいフラットタイプで、長さは1.2mだ。コードを除いた質量は、HA-FR65Sが約6.2gで、HA-FX45Sが約2.4g。HA-FR65Sは、スマートフォンのハンズフリー通話や操作のためのリモコンとマイクを装備している。