恋愛・結婚マッチングサイトのマッチ・ドットコム ジャパンは、全国の25~44歳の独身男女289名を対象に結婚相手と出身地に関する調査を実施し結果を発表した。調査は7月25日~29日、出身地と異なる都道府県在住の、全国25~44歳の独身男女(男性144人、女性145人)に対し行われた。
結婚相手の出身地、女性6割が「気にする」
結婚相手の出身地や実家の場所を気にするかという質問をしたところ、全体の約半数の48.1%の人が「気にする」「やや気にする」と回答した。男女別にみると女性の方が出身地を気にする傾向が強く「気にする」「やや気にする」と答えたのは男性36.8%に対し、女性59.3%という結果になった。女性の約6割が結婚相手の出身地を気にしていることがわかったという。
将来的に地元で暮らしたいか
将来的な地元へのUターン希望については「はい」と答えた人が37.4%で「いいえ」の24.9%を上回る結果となった。
Uターン希望の理由は、「老後は生まれ故郷でゆっくり過ごしたい」(29歳女性・大阪府出身)、「地元が一番住みやすいので。50代位で帰りたい」(40歳男性・愛媛県出身)など、自分のセカンドライフを想定して考えている人もいれば「親に何かあったとき、すぐに駆けつけたい」(29歳女性・岐阜県出身)、「地元に家があるし、親の面倒もみないといけない」(35歳男性・茨城県出身)など、介護も含めた親のサポートを想定している人も多く見られた。
"ふるさと婚活"、6割が興味あり
地元でのお見合いや、地元開催の婚活パーティーや街コンへの参加、婚活サイトで地元に住むお相手を探すなどの「ふるさと婚活」について、現在婚活中と回答した92人に関心度を質問したところ、6割以上が「興味がある」「やや興味がある」と回答。
理由は「地元の話で盛り上がりそうだから」(34歳女性・青森県出身)、「共通点が多いとその後の展開が早いと思う」(42歳男性・福岡県出身)「都会と違い、結婚意識が高い異性が多いと思うから」(26歳女性・富山県出身)など、婚活フィールドを地元にも広げることに前向きな姿勢がうかがえたという。