自分や家族、自宅の防犯について、不安を感じている人は全体の75%に

インターネット調査会社のマーシュは5日、「自宅の防犯設備と防犯グッズ」に関するアンケートの結果を公開した。

同調査は7月18日~22日、1都3県在住の20代~60代までの、アンケートモニターサイト「D STYLE WEB」の男女登録会員を対象にインターネット調査にて実施。有効回答数は1,000だった。

防犯について、不安を感じている人は全体の75%に

まず始めに、普段の生活において自分や家族、自宅の防犯について不安を感じたり心配になったりすることがどれぐらいあるかを尋ねたところ、「よくある」(9.7%)、または「時々ある」(35.5%)と答えた人が45.2%となった。「ごくまれにある」(30.3%)も合わせると、全体の75.5%に上る。

自宅の防犯設備は、「モニタ付きドアホン」が最多

次に自宅の防犯設備の設置状況を尋ねたところ、「モニタ付きドアホン」が36.1%でもっとも多く、いずれかの防犯設備を設置している人は全体の57.4%という結果となった。「ホームセキュリティシステム」の導入率は6.2%で、利用中のサービスとしては62人中31人が「セコム」、21人が「アルソック」、残り10人がその他のサービスとなった。

自宅の防犯設備は「モニタ付きドアホン」が36.1%で最多に

防犯設備を設置している人は全体の57.4%

防犯グッズを持つようになったきっかけは、「物騒な世の中だから」が46.2%

また、「防犯・護身用のグッズを何か持っていますか」と聞いたところ、「防犯ブザー」が9.7%でもっとも多く、次が「ホイッスル」で8.7%。いずれかの防犯・護身用グッズを持っていると答えた人は全体の17.3%だった。

防犯・護身用グッズを持っている人は全体の17.3%

グッズを持つようになったきっかけとしては、「物騒な世の中だから」がトップで46.2%。また、12.7%の人が「怖い思いをしたり、ヒヤッとしたりした経験があるから」とも答えている。

グッズを持つようになったきっかけは、「物騒な世の中だから」が46.2%