パワーストーン好きですか?
水晶をはじめとしたパワーストーン、ご存知ですよね。宝石の一種ではありますので、女性のファンは多く、アクセサリー店でも人気のある商品のようです。
また、男性でもパワーストーンのブレスレットなどをしている人は、最近よく見かけますよね。
風水の世界でも、力を入れて取扱っているお店(いわゆる風水グッズ屋さん)がたくさんあります。
今回はこういったものについて、わたくしはどう考えているか、書いてみたいと思います。
正直言いまして、パワーストーンを購入して、うまくいく人と、いかない人がいます。
で、結論から申し上げますと、うまくいく人は、きっと買わなくてもうまくいく人です。
あなたはどちら?
どういうことかおわかりでしょうか?
パワーストーン。古来伝えられる特別な「力」を持った石。それは、長い間の統計的な面から見ても、何かあるのだろうとは思います。物質ですから、固有の「波動」や「周波数」のようなものは持っているはずですし。
ただ、人間に対する効果がどれだけはっきり把握できるかというと、なかなかその判断は難しいところではあります。
しかし、実際に仕事や恋愛が上手くいった人で、パワーストーンを持っている人のことを調べてみると、大体の傾向がわかるのです。
うまくいった人は、「自分の夢や目標を信じて疑わず、その思いを石にこめた人」なんですね。つまり、石をその人の願望の象徴として、いつも身に着けたり眺めたりしていたのです。
そして、その度に思いをより強くして、行動し前進することのできる人が、うまくいく人なのです。
彼ら彼女らにとって、パワーストーンは目的を達成するための「ツール」「ヤル気スイッチ」なのです。
とすると逆はもうおわかりですよね。
中途半端な願望の人が他力本願でパワーストーンを買う。しかもなるべく安いものを選んで。そして結局全てが中途半端ですから、その願望もいつの間にか忘れてしまうし、石も途中から埃をかぶる運命となります。
風水において、こうした形あるものは、潜在意識の中にその思いをセットするために使われます。
パワーストーンに限らず、例えば龍や獅子の置物などが現代的なオフィスにあったら、確かにちょっと格好悪いし、引きますけども、ビジネス風水的に捉えるならば、実はこういう作用を狙っているものと考えていいでしょう。
ですから、その意味合いを知った上で、例えばお客様から見えないところなどにパワーストーンや風水の飾りなどを置いてみたりするのなら、いいかもしれませんね。
<著者プロフィール>
高木芳紀(たかぎよしのり)
風水オフィスアドバイザー。1971年名古屋生まれ。金沢大学卒業後、商社に就職。繊維、IT、放送関連機器の部署にて営業職を経験後、同社にいた先輩の家業であるアスクル代理店の「株式会社つばめや」に転職。新規事業企画担当兼ウェブマスターとして、主にインターネットを活用したオフィスサプライ通販の独自路線を開拓中。その中でオフィスの効果的なレイアウト手法のひとつとして風水と出会い、「風水オフィスドットコム」を立ち上げる。新たなる癒しの時代、創造の時代のキーワードとして、企業のオフィス作りを支援し続けている。自らに課したテーマは「仕事とオフィスの最適化!」