エプソンは7日、3LCD方式を採用したビジネス向けプロジェクタのスタンダードモデル4製品を発表した。いずれも8月29日より発売し、価格はいずれもオープン。店頭予想価格は「EB-X24」が90,000円台後半、「EB-W18」が80,000円台後半。「EB-X18」が70,000円台後半、「EB-S18」が40,000円台後半。
デザインを従来機種から一新し、本体サイズを小型化するとともに重量2.4kgと軽量モデルに仕上げた。電源ランプなど本体LEDの点灯色や、リモコンボタンの色、環境設定メニューなどを、カラーユニバーサルデザインに配慮して開発し、色覚の個人差を問わない見やすさに配慮したという。
3LCD方式を採用し、EB-X24は3,200ルーメン、そのほかの機種は2,900ルーメン、コントラストは10,000:1と部屋を明るくした状態でも、映像をくっきりと投影することができるとしている。
オプションの無線LANユニット「ELPAP07」を取り付けることでPCやスマートフォン、タブレットとワイヤレスで接続が可能となり、専用アプリ「Epson iProjection」経由でAndroidやiOSを搭載したデバイスに保存したドキュメントや写真、EvernoteやDropboxといったクラウドアプリケーション内のファイルをプロジェクタに出力できる。
このほか、プロジェクタ本体の傾きや設置位置による映像のゆがみを補正する「ピタッと補正」などの機能を備える。
対応解像度は、「EB-X24」「EB-W18」「EB-X18」がUXGA/SXGA+/SXGA/WXGA+/WXGA/SVGA/VGA、「EB-S18」がSXGA+/SXGA/WXGA+/WXGA/XGA。
レンズの明るさと焦点距離は、「EB-X24」がF1.6~1.74/f18.4~22.06mm、「EB-W18」「EB-X18」がF1.58~1.72/f16.9~20.28mm、「EB-X18」がF1.44/f16.7mm。光源は200W。
映像入力インタフェースはD-sub×1、HDMI×1、コンポジット×1、音声入力がRCA、スピーカーは2W。本体サイズはW297×D237×H77mm、重量は2.4kg。