この夏の暑さで不快なこと「汗」が1位

カルチュア・コンビニエンス・クラブは1日、「夏の香りやニオイに関するアンケート調査2013」の調査結果を発表した。同調査は、Tカードを利用している16~69歳の男女を対象として、7月19日~21日にインターネット上で実施。1,225名から回答を得た。

この夏の不快感1位は「汗をかく・ベタつき」

「この夏の暑さに対する不快感」を聞いたところ、1位は男女ともに「汗をかく・ベつき」で68.1%。続いて、男性2位は「自分の汗のニオイ」(60.7%)、女性2位は「日焼け」(67.0%)がつけた。

その他、女性は「化粧落ち」(48.2%)や「寒暖の差がある」(31.4%)にも不安や不快を感じていることが分かった。また男性・女性それぞれで「不安・不快の選択肢を選んだ数」を見てみると、男性は3.70個、女性は5.37個となり、女性の方が不安・不快感が高いことが見てとれた。

汗のニオイ対策、平均額は月額895円

40代男性はニオイ対策にかける金額がもっとも低い

今年の夏の不快感で1位となった「汗」から発生する「ニオイ対策」に「毎月かける金額」を聞いたところ、全体の平均金額は895円だった。男女、年代別で見ると、男性1位は60代の936円、2位は10~20代の832円となった。対して女性は年齢が上がるたびに金額が上昇し、最も高かったのは女性60代の1,250円だった。

ニオイ対策の1位は制汗スプレー

また、ニオイ対策に利用するモノランキングは、定番の「制汗スプレー」(45.7%)が男女ともに1位。続いて手軽に持ち運びができる「汗拭きシート/ボディシート」(36.4%)が同じく男女ともに2位。3位は様々なフレグランスやメンソール系も人気の「ボディソープ」(31.6%)だった。

女性は、自身のニオイより男性のニオイが気になる

50代のみ男性と女性の比率が逆転

「自身や異性のニオイが気になるか」を聞いたところ、「自分のニオイ」が気になる人は、女性が85.5%、男性が78.7%だった。40代の男性は80.2%が自分のニオイを気にしている反面、ニオイ対策にかけている金額は696円と全世代の中でも最低金額となっており、気にしている割にはお金をかけていないことも読み取れた。

男性と女性の差は有意に大きい

また、「異性のニオイ」の気になる度合いは男女間のギャップが顕著で、女性は91.7%が男性のニオイを気にしている一方、男性は74.9%となり、男女間のギャップは16.8ポイント以上だった。女性は、男性が自分のニオイを気にする以上に、男性のニオイを気にしていることが分かる結果だった。

ニオイが気になりやすい場所は「電車の中」

電車の中だけが60%。他は50%未満

「ニオイが気になるシチュエーションやシーン」を聞いたところ、1位は「電車に乗った時」の60.0%。2位以下は「人とすれ違った時」(49.3%)、「人と会話をしている時」(46.8%)、「エレベーターに乗った時」(46.7%)、「カラダを動かした時」(31.6%)となった。