トヨタ自動車は7日、GAZOO Racingが開発したスポーツコンバージョン車「ヴィッツ "GRMN Turbo"」を8月25日から先着順でWeb限定の商談申し込み受け付けを開始し、9月下旬に200台限定で発売すると発表した。価格は270万円。

「ヴィッツ "GRMN Turbo"」

スポーツコンバージョン車とは、外装や内装、走行性能などを特別仕様とし、少量生産方式で生産したクルマで、持ち込み登録が必要な改造自動車扱いとなる。今回発表されたヴィッツ "GRMN Turbo"は、国内仕様には存在しないヴィッツの3ドアボディをベースに、ターボチャージャーの装着や足回りの専用チューニング、ブレーキの強化、ボディ補強など実施。「走る」「曲がる」「止まる」の基本性能を向上させたことで、一般道からサーキット走行まで幅広く走りを楽しめるモデルとなっている。

エクステリアは、LEDを配したヘッドランプ、大口径マフラーエンド、リヤスポイラー、大型ロッカーモール、サイドボディに凹面加工を施したGRMNのロゴなどにより特別感を強調し、ボディカラーは「スーパーホワイトII」と「ブラックマイカ」の2色を設定している。インテリアは、専用スポーツシート、専用メーター、専用バンパー(フロント)、本革巻き3本スポークステアリングホイール(レッドステッチ)などを装備する。

なお、Web限定の商談申し込みは、GAZOO.com内の専用サイトWebサイトで200名先着順で受け付け、商談はネッツ店の「AREA86」(全国107店舗)で行うことになる。

「ヴィッツ "GRMN Turbo"」