フォルクスワーゲン グループ ジャパンはこのほど、7月度の新車登録台数を発表した。5,015台で前年同月比11.0%の増加。2004年以来、7月単月として10年ぶりに5,000台を突破した。6月25日に発売した新型「ゴルフ」が好調で、全体の販売台数を大幅に押し上げた。
6月25日に日本で発売された新型「ゴルフ」。7月の登録実績は約2,000台を記録し、先代「ゴルフ」を大きく上回るスタートダッシュを見せた。これにより、フォルクスワーゲンは7カ月連続で前年同月比におけるプラス成長となった。
発売直後の初期調査によれば、新型「ゴルフ」は購入者の約40%が新規ユーザーとなっており、新たなユーザー層の取込みに成功したといえる。
新型「ゴルフ」を選んだ理由として、「デザイン」「先進安全装備」「内外装の質感の高さ」を購入者は挙げている。また、249万円からの価格帯でありながら、プレミアムクラスに匹敵する質感も高く評価された。新型「ゴルフ」はフォルクスワーゲンの新しい生産技術「MQB」によって生み出された初めてのモデルで、大幅な軽量化などにより、燃費性能も高い。
同社は今後も、ニューモデルの投入や、「ザ・ビートル」の残価設定型ローン「ソリューションズ」に低金利を設定するなどのキャンペーンを展開し、年間過去最高の登録実績の実現をめざすとしている。