JAFはこのほど、7月の大雨の影響によるロードサービス救援を実施した件数を発表した。7月はゲリラ豪雨などが各地で多発し、1カ月間で車両が冠水・水没したことによる救援は174件にのぼったという。
冠水・水没による救援は、前月(6月)と比較すると4.7倍に増加しており、山口・福岡・東京エリアなどで記録的な大雨の影響がみられた。とくに山口・福岡エリアは大きな災害をもたらした豪雨の影響により、それぞれ計52件で他の都道府県より突出して多かった。今後もゲリラ豪雨や台風によって道路が冠水することが予想されるため、JAFは引き続きドライバーに注意を呼びかけている。
あわせてJAFは、集中豪雨時にクルマの浸水トラブルを防ぐポイントとして、なるべく運転を控えること、周囲より低い位置にある道路(地下道、アンダーパスなど)は通らないこと、車の保管場所の状況を確認しておくこと、比較的水深の浅い冠水路でも慎重に走行することなどを挙げている。
なお、ウェブサイト「JAFチャンネル」では、「冠水路、走りきれるか?」と題した冠水路走行テストおよび水没テストを公開中だ。