ディラックは6日、台湾Lian Li製のキューブ型PCケース「PC-D600W」シリーズを発表した。内部がマザーボードゾーンとデバイスゾーンに分離している点が特徴。シルバーとブラックの2色を用意し、8月13日から発売、価格は55,000円。

「PC-D600W」シリーズ

背面

側面

ケース内部が広く、水冷キット用ラジエーターの取り付けも可能。内部構成を見せるために、サイドパネルはアクリルウィンドウになっている。

デバイスゾーンは、外部5.25インチベイを10基搭載。そのうち1基はスイッチ類を、6基は3.5インチディスクケージ×2基を搭載済み。ディスクケージには3.5インチデバイスを3基、2.5インチデバイスを2基搭載可能。2.5インチ専用ホルダーも2基搭載し、合計で3.5インチデバイスを6基、2.5インチデバイスを6基搭載できるようになっている。

マザーボードゾーン

デバイスゾーン

ディスクケージ

標準のファンは、前面に140mm×3基と120mm×2基、背面と上面に120mm×1基ずつ。オプションで、背面に120mm×3基(もしくは140mm×3基)、上面に120mm×2基のファンを搭載可能。

拡張スロット数は8基で、拡張カードスペースは最大330mm、搭載CPUクーラーの高さは180mm、搭載電源の奥行きは最大330mm。フロントにUSB 3.0×4基、マイク入力/ヘッドホン出力端子を装備し、本体サイズはW382×D415×H525mm。対応マザーボードは、E-ATX、ATX、マイクロATX。