視聴者が「本当に見たい番組」を投票で決めるNHK Eテレの番組『青山ワンセグ開発』(毎週木曜 深夜0:30~0:55)で、8月8日から女優の清水くるみ、俳優の田中要次が出演するドラマ『少女と人魚』が放送されることが、このほど明らかになった。

ドラマ「少女と人魚」で共演した清水くるみ(左)と田中要次

同番組では、毎月2つの企画が4週間にわたって対戦し、3カ月間のバトルで勝ち上がった3つの企画がファイナルに進出。優勝した企画には、ワンセグ2のレギュラー放送枠が授与される。番組の前半は、対戦中の2企画の1回分をまるごと放送。後半のプレゼンバトルでは、トークテーマごとに30秒間のジャッジタイムが設けられ、そこで投票を受け付ける。PC・スマートフォン、携帯サイト、テレビのリモコン、ワンセグ内の画面などから投票が可能。

釈由美子がナレーションを務め、30代独身のベテランOL(パンダ)を描いたドラマ『ハイレグパンダ』と対戦するのが、清水主演の『少女と人魚』。高校3年生で美大志望の少女(清水)は、学校帰りに通りかかった怪しい出店で、かわいい人魚の赤ちゃんを買う。それから3年がたとうとする頃、当時かわいかった人魚は、なぜか立派な"おっさん人魚(田中要次)"に成長。しかし、人間の20倍以上の速さで成長する人魚の寿命は3年だった…。外の世界を知らないゆえに、純粋で謙虚なおっさんと、素直になれずついつい高飛車な態度をとってしまう現代少女との日常を描いた。

8日に第1話、15日に第2話、22日に第3話が放送され、29日に最終ラウンドを迎える。