パナソニックは8月6日、SSDポータブルカーナビゲーション「ゴリラ」の新モデル「CN-GP737VD」「CN-GP735VD」「CN-GP730D」「CN-SP735VL」「CN-SP730L」を発表した。CN-GP737VDのみ12月上旬発売で、他のモデルは9月20日発売。価格はオープンで、推定市場価格は、CN-GP737VDが75,000円前後、CN-GP735VDとCN-SP735VLが65,000円前後、CN-GP730DとCN-SP730Lは55,000円前後となっている。
最上位モデルのCN-GP737VDでは、新たに「ドライブカメラ」を搭載。ドライブカメラは、エンジンスタートに連動して起動し、動画の撮影を行うもの。ドライブレコーダーに近い機能だが、ドライブレコーダーが交通状況の撮影に特化しているの対して、ドライブカメラでは、ドライブ中の風景の撮影も想定されている点が異なる。記録はmicroSDメモリーカードに行われ、ナビの画面やPCなどで再生することが可能だ。なお、ドライブレコーダーとして使うための機能も搭載される予定だ。
また、CN-GP737VDでは、GPS、ジャイロに加えて、準天頂衛星みちびきからの情報を利用することで、正確な測位を実現している。5モデルとも、画面サイズは7V型で表示画素数は800×480ドットだ。
CN-GP737VD、CN-GP735VD、CN-SP735VLの3モデルは、2017年1月31日までの「道路マップ無料更新」に対応している。年6回更新されるデータをダウンロードし、SDメモリーカード経由で更新を行うことで、常に最新の地図を利用することが可能だ。また、この3モデルは、FM-VICSにも対応している。
CN-GP737VD、CN-GP735VD、CN-GP730Dの3モデルはカー用品ルートで販売され、CN-SP735VL、CN-SP730Lの2モデルは家電ルートで販売される。カー用品ルート向けの3モデルは、12V車だけでなく24V車にも対応する。また、家電ルート向けのCN-SP735VLにはACアダプターが付属する。