今、日本だけではなく世界中で様々なボランティア活動が盛んです。その中で、猫「が」参加するボランティア活動があることをご存知でしょうか?
■AAA…Animal Assisted Activity
AAAは、Animal Assisted Activityの略称で、一般的に動物介在活動と訳されることが多いです。猫や犬などの動物と触れ合う福祉活動のことで、彼らを施設などに連れていき、そこに住む人々を癒やすことが目的です。
■AAE…Animal Assisted Education
AAEは、Animal Assisted Educationの略で、動物介在教育と訳されます。ボランティア団体が、犬や猫を連れて学校などの教育の場を訪問します。また、学校の中でウサギやニワトリなどの動物を飼育することもAAEの一環となります。命の尊さを子供たちに知ってもらうとともに、彼らの情操教育にも役立つ活動です。
■AAT…Animal Assisted Therapy
AATとは、Animal Assisted Therapyの略です。動物介在療法と訳されます。主にアメリカで行われている心理療法で、患者さんのリハビリのサポートをします。
動物が参加するボランティア活動といえば、犬を最初に思い浮かべる人も多いかもしれません。確かに猫はしっかりと訓練することが難しい動物かもしれませんが、その猫の性格次第で、きちんと参加を果たすことができます。
前述の活動に参加する際は、猫がワクチン接種をしていること、24時間以内にシャンプーを済ませていることなどが条件となります。