お盆は晴れる日が多く残暑が厳しい見込み。後半はゲリラ雷雨に注意

ウェザーニューズは8月5日、8月10日～18日のお盆休みの天気傾向を発表した。お盆休みの期間中は、太平洋高気圧が勢力を強め、厳しい残暑が続く見込みとなっている。

太平洋高気圧の勢力が強く全国的に晴れ

期間中は太平洋高気圧の勢力が強いため、全国的に晴れる日が多く、厳しい残暑が続くと見られる。北日本の暑さは平年並みの予想だが、一時的に平年より暑さが厳しくなることもあるという。西・東日本は太平洋高気圧の勢力が非常に強く、晴れて夏空が広がる日が続く。特に西日本では猛暑日が続くこともあり、暑さが収まる気配はないという。

南西諸島は晴れる日が多いが、台風の影響を受ける可能性がある。台風の動向によっては予報が変わってくるため、今後の見解に注意が必要とのこと。

お盆期間中はゲリラ雷雨に注意を

“ゲリラ雷雨”の発生は、お盆期間の終わりに近づくほど各地で活発になると予想されるため、出かける際は天気の急変に注意が必要と呼びかけている。

北日本では、お盆前半のゲリラ雷雨は山沿いを中心に発生し、回数は少なめ。半ばから後半ほどゲリラ雷雨が発生しやすく、市街地でも天気急変に注意が必要となる。

東日本では、お盆前半のゲリラ雷雨が山沿いを中心に発生。お盆後半は広範囲でゲリラ雷雨の可能性が高まると見られる。各地で厳しい残暑が続くため、紫外線対策や熱中症対策が必要とのこと。

西日本では、お盆前半のゲリラ雷雨が山間部を中心に発生。お盆後半は広範囲でゲリラ雷雨の可能性が高まるため、天気急変に備えて折りたたみ傘を持ち歩くことを勧めている。また、猛暑日や熱帯夜が続くため、紫外線対策や熱中症対策も呼びかけている。

南西諸島では、お盆期間中は台風の影響で天気が荒れる可能性があり、交通機関への影響も考えられる。にわか雨や雷雨の可能性もあるという。お盆期間前半ほど暑さは厳しく、特に最低気温が高い日が多くなるという。

スマホアプリで天気の急変に備える

同社のスマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」では、突発的に発生する“ゲリラ雷雨”の可能性を事前に知らせる「スマートアラーム(ゲリラ雷雨モード)」を展開している。これらのサービスを有効活用することで、旅行や出かけ先でも天気の急変に備えることが可能になるとのこと。