パナソニック モバイルコミュニケーションズは6日、同社がNTTドコモ向けスマートフォンの新製品供給を停止するという一部報道機関の報道について「決定した事実はないが、厳しい状態なのは確か。近々、結論を出したい」とコメントした。
同社の事業実績については、親会社であるパナソニックが、先月31日の2013年度第1四半期決算で、売上が前年比86%の減収、営業利益が54億円の赤字と発表しており、「この状況を踏まえ、今後の事業方針について検討を進めている」としていた。
さらに、決算発表では同社の携帯電話事業の方向性についても触れており、収益が出ているフィーチャーフォン事業を基盤としながら、法人向けスマートフォンの供給に注力する方向性を示していた。なお、同社では「近いうちに、スマートフォン事業全体の方向性も含めて発表する予定」としている。