米ワシントン・ポストは5日(現地時間)、同社の看板媒体であるワシントン・ポスト紙を米Amazon.comの創業者でCEOのジェフリー・ベゾス氏に売却することを明らかにした。合意金額は2億5,000万ドルで60日以内に手続きが完了する模様。ベゾス氏個人による買収であり、米Amazon.comは関与していない。

なお、ワシントン・ポスト社が売却したのは、ワシントン・ポスト紙とその事業であり、上場企業としての同社は社名を新しくしたうえで存続する。

ちなみに、FacebookによるInstagramの買収額は当初予定で10億ドル(最終7億1500万ドル)、Yahoo!によるTumblrの買収額は11億ドル。今回の老舗新聞メディアの買収額はその約1/4となる。