ソフトバンクは、シニア向け携帯電話「あんしんファミリーケータイ 204HW」を発表した。通話やカメラなどの基本的な機能のみを備えており、電子機器の操作が苦手なお年寄りでも簡単に利用できる。発売は9月中旬以降を予定している。
同製品は、タッチパネルを採用した約4.0インチのTFT液晶ディスプレイを搭載した携帯端末。各機能が大きなアイコンでメニューに表示されており、迷うことなく操作できる。また、音声を録音して送るボイスメールや、ワンタッチで返信可能な定型文など、文字入力が苦手な人でも利用しやすい機能を備える。
電話帳に登録できるのは最大5名まで。登録していない人からの電話やメールは、受信できない仕様のため、安心して利用できる。また、離れた家族が手元のスマートフォンから端末を遠隔操作することで、電話帳の新規追加や編集を行うことができる。
主な仕様は以下の通り。約500万画素のCMOSカメラを搭載。内蔵メモリはROMが4GBで、RAMが512MB。電池容量は1,950mAh。Wi-Fi対応規格は、IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz)。サイズはW64×H125×D11mmで、重量は約150g。カラーバリエーションは白と黒の2色。
なお、発売と同時に専用料金プラン「あんしんファミリーケータイ専用プラン」を提供する。基本使用料は1,980円で、1~21時までのソフトバンク携帯電話への通話が無料、24時間メールが無料で利用できる。このほか、24時間365日いつでも健康上の不安を相談できる「電話健康相談(315円/月)」や、電話帳の最大登録件数を1,000件まで拡張する「あんしん電話帳(210円/月)」などのオプションサービスを用意する。
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