ソニーモバイルコミュニケーションズがNFCによりスマートフォンと簡単にBluetooth接続できるワイヤレスヘッドセット3モデル「SBH50」「SBH20」「MBH10」を発表した。いずれも所有欲を刺激するソニーらしいスタイリッシュなデザインが特長だ。本稿では同製品の搭載機能を豊富な写真とともにチェックしていく。

ソニーモバイルコミュニケーションズのNFC対応ワイヤレスヘッドセット3モデル。左からSBH20、SBH50、MBH10

SBH50

SBH50は、ラジオ/ ワンセグ/ 音楽/ 音声通話に対応したハイグレードモデル。有機ELの見やすいディスプレイを備えており、再生中のトラックやラジオの周波数を表示できる。また音質の面でもこだわっており、楽曲に合わせて重低音はより深く、高音はよりはっきりと再生できる。ハンズフリー通話にも対応しており、通話時はノイズリダクション機能、エコーキャンセリング機能を利用できる。幅広い音域の声を拾い、周囲のノイズを最小限に抑える高性能マイクも搭載した。NFC対応により、ワンタッチでスマートフォンと連携可能だ。Xperia Storeでの販売価格は7,980円。

有機ELディスプレイを備えたハイグレードモデル、SBH50。サイズは58.0(H)×24.2(W)×12.0(D)mm、質量は約16.9g(ヘッドホンは含まず)。BlackとWhiteの2色で展開する

連続待受時間は最大460時間で、連続通話時間は最大7.4時間、FMラジオ連続再生時間は最大10時間。充電は2時間で完了する。

正面には大きくて押しやすい操作ボタン、側面には楽曲の再生に便利な操作キーを搭載。背面にはクリップを配しており、服のポケットやカバンの縁などに留めやすい

Bluetoothの標準規格はVer.3.0で、A2DP/ AVRCP/ HFP/ SPPプロファイルに対応する。付属品として密閉型インナーイヤーヘッドホン、イヤーピース(S、M、Lの3サイズ)、充電器、micro USBケーブルなどを同梱する。

側面に3.5mmイヤホンジャックとマイクを搭載(写真左)。密閉型インナーイヤーヘッドホン、イヤーピース、充電器、micro USBケーブルなどを同梱する(写真右)

本機の有機ELディスプレイには、着信電話番号および発信者名を表示できる。また、Google Playから専用アプリをダウンロードすればTwitter/ Facebook の更新情報やEメール、SMS受信、カレンダーアラームなどを通知可能だ。

スマートフォンへ専用アプリをインストールした後にSBH50の設定を開いたところ(写真左)。項目が増えている。着信履歴なども確認可能だ(写真右)

続いて、コンパクトかつスタイリッシュな正方形のデザインが特徴の「SBH20」について紹介する。